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「SF×異世界転生×ハードノベル」

​作者:有触田べたー(Alifreda Beter)

 

第1話「獣の拳」

港町ゼーヴィンでは恐ろしき病が蔓延していた。
かつての活気は朽ち果てて、後に残ったのは慟哭の声と絶望へ眼球を捧げる祈祷の儀式。
まさしく異端のそれである。

第2話「聖なる鞭」

アビヤ・ホレフ大聖堂はロルムにとっての希望の象徴である。
建国を記念して建設された聖堂には大天使の愛が今でも宿っている。

第3話「月瞳会」

月瞳会(ウアジェト)に入信するには左眼球を捧げなければならない。

何も己の瞳を捧げる必要はない。

眼球ならばそこらじゅうにあるではないか。

第4話「四向へと到達せしすなわちニバナ」

「ニバナ! おおっ、ニバナ!」
修験者たちが歩む先にある到達点こそがニバナあるいはニルヴァウナである。
彼らはニバナへ達する為ならあらゆる苦行を乗り越える。

第5話「時の狩人」

時の狩人は何もかもが早すぎた。

黒い庭園にまで流れた災厄を払う為に時の狩人は動いた。

時の流れを操る技能は災厄のそれに似ている。

第6話「母と娘」

ボア・ネルゲスは双子の兄弟であった。
二人は兄弟でありながら憎しみを募らせて、ついには互いを許すことができなかった。
争いは長く続き、兄弟の愛した地は滅びたのだ。

第7話「統べる者」

王たちは干桃の地で暮らす民を蔑ろにしていた。
しかし真の王が現れた時、その貧しい土地に誰もが頭を垂れるしかなかった。

第8話「探究者」

この世界は黄昏そのもの。

本物と偽物を区別するのは【脳髄】である。

本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物偽物本物偽物偽物本物偽物本物偽物本物。

真理とは、やはり禁忌なのだ。

序章(プロローグ)は第8話「探究者」までとなります。